雪また雪、雪・・・


今年に入ってからとにかく時間に余裕がなく、なかなかブログを更新できずにいます。たびたび遊びにきてくださっているみなさま、本当~にごめんなさい。なぜこんなに忙しいかと言いますと、実は今学期(2010 Spring)からとある大学で非常勤講師として2科目を教えているのです(2科目×1クラスあたり週2クラス=週4クラス)。新学期が始まる直前に話が舞い込んできたことに加えて、担当する2科目のうち1科目が自分の専門から少々はずれていることもあって、新学期が始まってからずっ~と授業準備に追われています(涙)。もちろん通常の仕事をもこなさなければならないので、授業のある日は朝7時にはオフィスに入ってその日の仕事を片付けて午後から大学へ向かい、授業のない日はいつもよりがむしゃらに働き(同僚とボスにはさりげなく「ひたむきさ」をアピール!)、そして週末は翌週4クラス分の授業準備で日が暮れる・・・という、まるで馬車馬のように働く日々を過ごしています。新学期が始まってからまだ3週間しか経っていないのにもう溺れる寸前、水面からやっとの思いで顔を出してあっぷあっぷしていたのですが、そんな時になんと救世主が現れたのです。そう今回の大雪です!

先週金曜日2月5日から降り続いている大雪のために、なんと今までに計3回の授業が休講になりました。いえ、こんなことで喜ぶのは不謹慎だとは分かっているのですが、大学の臨時閉鎖の知らせを聞いた時は本当にうれしくって・・・ホッとするとはこのことかと思いました。加えて勤務先も今週月曜日、火曜日、そして今日水曜日と臨時閉館になり、予想外の連休に。この休みをしっかり利用して、今までのところ3回分の授業準備のストックが作れました!自転車操業から晴れて脱却、少し余裕が出来た分、これからはちょっと手の込んだクラス運営にだって挑戦できます。さらに、ずっ~と気になっていたブログをこうして更新する余裕までできました(笑)。

せっかくなのでここで、先週からの大雪の様子をざっと振り返ってみますと・・・

2月5日(金)
午後から本格的な雪が降り始める。DCエリア内のメトロ(地下鉄)・バスはいつもより早い午後11時に営業を終了。カウンティー内の公立学校は早々と来週いっぱいの臨時休講を宣言。

2月6日(土)
前の晩から引き続き雪。私の住むエリアでは朝の時点で約40センチほどの積雪だったのが、夜までに60センチほどになる。DCエリア内のメトロ(地下鉄)は地下部分のみに限って本数を大幅に減らして運行、バスは全て終日運行。カウンティー内の約1万戸が積雪による障害で停電(=大雪の最中暖房が効かない!)。

2月7日(日)
前日同様に朝からとにかく雪。積雪は70~80センチほど。メトロ、バスの運行状況は昨日と同じ。ちなみにこの日はスーパーボールだったが、DCエリアはそれどころではない雰囲気。夜半にやっと雪が止む。カウンティー内で未だに数千戸が停電中のため、カウンティーが近くの高校やコミュニティーセンターを緊急避難先・シェルターとして開放し始める(私たちも念のために近くのコミュニティーセンターの位置をチェック)。

2月8日(月)
晴れ時々雪。晴れの隙間を狙って近所のスーパーに買出しに出かけるも、生鮮食料はほぼ売り切れ。オーガニックでもないインゲン豆が$3.89 LBもしていて、ほぼボッタクリ価格。メトロは地上部分でも一部運行を再開するも、私の最寄駅は金曜日以来閉鎖されたまま。バスは主要路線のみ本数を減らして運行再開。

2月9日(火)
曇り。日中雪は収まったかに見えたけど、夕方に新しい大雪警報が発令される。夜に雪が降り出して、それと同時にメトロ・バスも運行を休止。

2月10日(水)
朝からブリザード。ものすごい強風で、雪が四方八方から吹きつけてくるよう。近所の木がバタバタとなぎ倒されている。メトロの地上部分、バスはもちろん運休、Beltway(高速)も事故が多発したため閉鎖が決定。

・・・以上、ざっと大雪の6日間を振り返ってみました。今2月10日午後5時ですが、このブリザード、一体いつまで続くのでしょうか。家で大人しくしている分には問題ないのですが、やはりここまで風が強いと停電の可能性が心配です。

ちなみに、itoaki夫はfederal employee(連邦政府職員、日本で言うなれば国家公務員ですかね)なのですが、全ての連邦政府機関が臨時閉鎖されているために金曜日の午後からず~っとお休みです。'excused absence' なのでお給料を減らされることも(もともとitoaki夫はexemptですが)、有給を使う必要もない、突然降って湧いたような日曜日みたいなもんです。以前読んだワシントンポストの記事によると、平日ラッシュアワー時の乗客の70%近くが連邦政府機関に勤務する人なのだそうで、その主要通勤手段であるメトロが機能していない以上、正常な勤務形態が保てないという判断なのでしょう。とは言え、もし日本で同じような大雪が降った場合、果たして公務員が一律休みになるかどうかは非常に疑問です。もしそんなことになったら、「民間企業で雪の中でも営業を続けている所はたくさんある!」とか「その分給料を減らせ、税金ドロボー!」とか「電車が止まっているなら歩いていけ!」等の非難の声があがりそうな。これもワシントンDCという街の、アメリカにおいても特殊と言える地政学的地位がなせることなのでしょう。
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# by itoaki08 | 2010-02-11 05:15  

2010年問題

ヤ、ヤバイ・・・今年になってまだ1回しか更新できてない・・・。
もう言い訳も思い浮かびません(涙)
とっ、とにかく、一生懸命がんばります!

とういわけで、2010年に入り既に3週間が過ぎてしまいましたが、今年になってからずっと気になっていることがあります。それは、英語で日付を言う時に「2010年」の部分をどう発音するか、という問題です。日本語ならば「2010年」は「ニセンジュウネン」としか言いようがないですが、英語の場合だと'two thousand (and) ten' と 'Twenty (hundreds and) ten' の二つの言い方があります。前者は千(thousand)の単位に即した言い方で、2000年以降にすっかり定着しました。一方後者は百(hundreds)の単位を基調にしていて、1900年(nineteen hundreds) から1999 (nineteen ninety-nine) 年までの百年間、前世紀の間中ずっと用いられていた言い方です。

2009年までは誰一人としてこれを'twenty oh nine (eight, seven...one)' とわざわざ発音する人はいませんでした。それが2010年になった途端、俄かに'Twenty ten' 派が出現、テレビやラジオのキャスターの中にも一貫して 'twenty ten’ を利用する人が現れました。その影響なのか、年明けすぐに比べると、'twenty ten' という人の数がどんどん増えてきているような・・・。何も考えずに今までと同じ流れで 'two thousand ten' と発音していた私にとっては、一体どんなこだわりや目的があって、過去10年の習慣を捨てて20世紀方式に戻ろうと思ったのか、非常に気になるところです。もちろん予想される意見としては「'two thousand ten' よりも 'twenty ten' の方が短くて言い易い」が考えられますが、私としては二者にそれほど大きな違いはないように思えます。かえって聞き間違える人が出てしまうような。

その一方で、自分自身がいつまで 'two thousand...' と言い続けるのか、微妙なところです。来年2011年 (two thousand eleven) や 2012年(two thousand twelve) までは良いとは思いますが、2013年になるとちょっと・・・'two thousand thirteen' はさすがに冗長過ぎます(舌が絡まりそうですし)。どうせ2013年にいそいそと'twenty' 派の仲間入りをすることになるのなら、今年のうちに'twenty ten' と言い始めるのも理に適っているような気がします。 と、何となくすっきりしないまま、今日も銀行で書類を記入しながら 'January 22nd, two thousand ten' とつぶやいてしまいました。

みなさんは未だ'two thousand' 派ですか?それとも既に'twenty' 派に変わりましたか?
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# by itoaki08 | 2010-01-22 07:00  

年神さま


ボヤボヤしているうちに新年どころか、松の内も明けてしまいました。
新しい一年、みなさんはどんなスタートを切りましたか?
すっかりご挨拶が遅くなってしまいましたが、2010年もどうぞよろしくお願いいたします!

さて、ざっと年末・年始のことを振り返ってみますと・・・2009年は「泣けました」などという不吉な(?)タイトルの日記が最後の更新になってしまいました。あの時の計画では31日に年内最後の更新をして、じっくりと2009年の総括をするつもりでいたのですが、なんと31日にもまたもや職場で水漏れが発生したのです!前日にちょっとだけ雪が降ったのですが、翌朝には前回と同じ箇所からポタポタと水が・・・(涙)。どうも12月19日の記録的な大雪の時に建物の排水パイプが氷結・破裂したようで、まとまった量の雨が降ったり、積雪が溶けたりして一気に排水が増えると、破裂箇所から建物内に浸水するようになってしまったみたいです。「穴が開いたなら塞げばいいじゃないか」と言いたいところですが、破裂箇所が複数あるらしくて未だに水漏れの発生源を特定しきれていないのです。天気予報によると今週末に気温が上がるみたいなので、根雪が一気に溶け出すかもしれません。か~なりビクビクしています。

というわけで、大晦日は浸水の後始末で夜遅くまでオフィスで居残りしてました。せっかく今年から実家の家業の手伝いをしなくても良くなったのに、結局例年同様大晦日の夜まで働き続けてました。きっと私は「働きバチ」の星の下に生まれてきたのでしょう。新年明けて1月1日は、前日帰宅が遅かったこともあって目が覚めたらもうお昼前。慌てておせちの盛り付けをして(今頃!)、お雑煮を作って食べました。後は・・・ひたすら寝正月でした。itoaki夫には「日本人にとってお正月はのんびり過ごすもの、アクティビティーはできるだけ控えること」と言って聞かせました(苦笑)。翌1月2日には、年末にできなかった大掃除と格闘。ここでもitoaki夫に「1月2日は日本人にとって掃除初めの日。この日の掃除をサボると一年中lazyに過ごすことになる」と偽りの日本文化を吹聴して、家中の隅々まで徹底的に磨き上げました。

そして迎えたのが1月3日です。この日はお昼過ぎから近くのショッピングモールへ出かけることに。もちろん気分は「初売り」です(アメリカに初売りのようなセールはありませんが)。夕方6時ごろ帰宅したのですが、コンドのエントランスに入ってすぐ、ある異変に気がつきました。なんと建物全体が停電しているのです!ロービーは真っ暗で非常灯が点灯しているのみ、もちろんエレベーターも停止していました。慌てて自室に戻ってみても、やはり照明はつきません。試しに水を出してみると、水力はいつもの半分くらいしかなく、お湯もかなりぬる目のお湯しか出てきません。そして何よりも問題なのが暖房です。セントラルヒーティングが稼動しているのですが、吹き出し口から出てくるのは冷風・・・(寒)。この日のDCエリアは最高気温も氷点下の真冬日、部屋の中はすっかり冷え切っていました。

電気がつかない、水がちょろちょろとしか出ない、暖房はつかない・・・仕方ないのであるだけの毛布と布団をかぶって早々と(8時)就寝することに。朝目覚めれば電力が復旧していることを祈って眠りについたのですが・・・明けて1月4日の早朝5時、今度は火災発生を知らせる非常ベルがけたたましく鳴り響いたのです。びっくりして飛び起きて玄関のドアを開けてみると、同じフロアの人が階下に避難していく姿が見えます。私とitoaki夫も慌てて最低限の身支度を整えてロビーに下りて行くと、そこには続々と到着する消防隊の姿が。最初は他の住人たちと一緒にロビーで待機していたのですが、すぐに消防隊から屋外に避難するように指示されました。屋外と言われても・・・真冬の早朝5時、氷点下の寒さです。

避難から2時間後(はい、ずっ~と外にいました!)、火元は地下にある電力室で、停電の復旧作業をしていた係員が誤まって火災を発生させてしまったと、消防隊から説明がありました。これに対してはコンドの住人一同が怒りの声を爆発!直さなきゃならないのに、燃やしてどーすんだ!結局この火災で動力室が本格的なダメージを受けてしまい、動力室の修理と停電復旧作業で4,5日かかることに。住民はその間コンドのマネージメント会社が手配したホテルに滞在することになりました。私とitoaki夫も4日まずは仕事に行き、いったん帰宅後必要な物を荷造りしてから、滞在先のホテルへと移動しました。復旧作業が完全に終わったとの連絡を受けて自宅に戻ってきたのは、8日夜のことでした。

とまぁ、2010年はなんとも慌しい幕開けとなってしまいました。何だか2010年の行く末を暗示しているような。もしかして日本の伝統的なお正月についてウソばかりついていたので、年神様の逆鱗に触れてしまったのかも・・・年神様、反省しております。
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# by itoaki08 | 2010-01-11 07:05  

泣けました


日本ではもうみなさん仕事納めで、今頃は年末の準備で大忙しだと思います。私も形ばかりながら大掃除などに勤しみたいところなのですが・・・実は仕事上のトラブルで非常にバタバタしています(ホント、疲れました)。なんと、私が現在リサーチプロジェクトに参加している博物館で、大規模な浸水が発生したのです!

浸水が発生したのはクリスマスの翌日12月26日(土)の早朝のことで、私はミルウォーキーの夫の実家に滞在中でした。そこへ同じプロジェクトで働く同僚Bから私の携帯へ電話が入ったのです。同僚Bによるとこの日博物館は平常通り開館したものの、すぐに一階展示スペースの天井から壁にかけて雨漏りのような浸水が見つかり、警備員さんがバックヤードやプロジェクトルームがある地下を点検に行くと、そこはもう一面の水浸し。すぐにクリスマス休暇中もDCエリアを離れていない職員に緊急連絡が入り、同僚Bも慌てて職場へ向かったのですが、同僚Bが自分のプロジェクトルームのドアを開けた時には天井からはまるで雨が降っているようで、床には20センチほどの水が溜まっていたとか・・・自分のオフィスがそんなことになるなんて想像したくない光景です(同僚B、ホントかわいそう)。

同僚Bは私のプロジェクトルームにも向かってくれ、そこから私に電話をかけてきてくれました。状況は同僚Bのオフィスほど悪くはないものの、それでも天井からは若干の水漏れ、そして廊下からの浸水で床に水溜りができていると報告してくれたのですが、その瞬間とんでもないことを思い出してしまいました。資料室に返却予定だった文献8冊をカートに載せて置いてあったのです!同僚Bに恐る恐る「ねぇ、そこにカートに積んだままの本が何冊かあるはずなんだけど・・・どうなってるかな?ひょっとして濡れている?」と尋ねてみたら、しばし沈黙の後「・・・若干濡れてる」という返事が(涙)。もう本気で卒倒しそうになりました。だって、ちょうどクリスマス休暇前に仕事に一区切りがついて、プロジェクトルームを整理したところだったんです。使用している資料やノートPCは全部キャビネットにしまい、机の上もきれいに片付けてありました。おかげで浸水の被害は最小限で済んだのですが、でもその時オフィスの片付けに思いのほか時間がかかってしまって、資料室が閉まる前に本を返却にいけなかったんです。なんであの時いったん片付け作業を中断してでも資料室に返却に行かなかったんだろう、返却に行って行っておけば文献がダメージを受けることもなかったのに!

日曜日の夜見ミルウォーキーから戻ってきて、翌月曜日(昨日)に自分のオフィスに行ってみました。もう既に床などは清掃が入ったようで大方片付いていたのですが、やっぱりカートに乗っていた文献8冊は程度の差こそあれダメージを受けていました。特に昭和初期の日本の医学雑誌は表紙の文字がにじんでいる上、一度濡れてしまってページ同士がふっついたまま乾いてしまったようで、開くことができませんでした(開いたら絶対に破損する)。他にも18世紀イギリスの皮製本の本は、表紙がぐにゃぐにゃになっていたり・・・もう泣けてきました。被害にあった文献のなかには二次資料で、今でも古本で買うことのできる本も混じってましたが、この本だってあと200年も経てば歴史的な貴重書になります。ホント、歴史研究家として歴史的資料が無残な形になるのを見るほど悲しくて、悔しいことはありません。

今日book preservationist の方が、私の分を含めて今回の浸水で被害にあった文献・資料全体の調査をしていました。聞いたところによると、資料としての貴重度が高く、まだダメージの度合いが強い資料・文献から修理・保存作業に当たるのだそうです。ですがこの文献の修理・保存作業にはびっくりするほど時間とお金がかかるんですよね・・・。以前いたミネソタ大学のhistorical collectionでは予算の関係で毎年2,3冊しか修理に出せませんでした(製本の方法などによっては表紙の張替えだけでも10万円~なんだそうです)。恐らく私の文献はそれほど貴重だとは判断されず、当分あのまま放置されることになるのだと思います(そもそも雑誌は修理できないでしょうし)。そしてもちろんその間は閲覧付加。誰にも閲覧してもらえない資料なんて、資料としての価値を失ったも同然です。

今歴史研究者なんか辞めてしまって、book preservationist になろうかと真剣に考えています。
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# by itoaki08 | 2009-12-29 05:59  

Happy Christmas!


Happy Christmas!


itoaki@ウィスコンシン州ミルウォーキーです。今日から27日(日)までクリスマス・ホリデーのためにitoaki夫の実家を訪れています。1年ぶりの中西部なのですが、やっぱり寒いです~!ここ1週間ほどDCエリアでも冷え込んだ日が続いていたのですが、こちらの寒さは底冷えというのかやっぱり芯まで冷えるような寒さなんですよね(真冬のミネアポリスみたいに鼻の中が凍ってふっついたりはしてませんが)。義両親宅に到着早々、待ち構えていた4歳になる姪Cにキラキラした子犬のような目で「一緒にスケートに行こう!」と誘われたのですが、大人気なく無下に断わってしまいました・・・。ごめんよC、Aunt itoakiはタイツを持ってこなかったんだよ・・・(寒)。後でご機嫌取りをするために、彼女の好きなホットチョコレートを用意して待っていようと思います。

アメリカに来てもう4年ちょっと経つというのに、実はクリスマス・年末年始をこちらで過ごすのは今年が初めてです。毎年12月半ばには実家の家業の手伝いのために一時帰国し、そのまま年明けまで日本に滞在してていたので、いわゆるホリデー・シーズン真っ只中のアメリカを体験したことがありませんでした。itoaki夫に言わせると「クリスマスを経験せずして、アメリカ文化を語ることなかれ」なのだそうですが(笑)。ちなみに昨日(23日)の夕方に注文していた本を取りに近くの本屋(Borders)に立ち寄ったのですが、レジが見たこともない長蛇の列で、軽~く60人くらいは並んでいました。急ぎの本ではなかったのでそのまま帰ってきたのですが、これも夫に言わせると「23日はクリスマス・ショッピングの最終日、そんな日にわざわざ本屋に行くなんて、分かってないね」と鼻で笑われてしまいました。ちょっとムカつきました!

義両親宅で一緒にクリスマスを祝うのは義両親、夫、義妹・義弟5人と義弟の婚約者1人、姪が2人そして私、大人10名子供2名の大所帯です。一応、1人に2個ずつ(メインとサブ)プレゼントを用意して、夫と二人で手分けして自宅から運んで来ました。今年はちょうど11月に一時帰国して、その時に日本で気の利いた小物類をクリスマス用にあれこれ調達できたので、か~なりラッキーでした。もしこのストックがなくて20個全てのギフトを一から買わなくてはならないとしたら、もうホリデー気分を味わうどころの話じゃなかったと思います(私もあの時Bordersのレジ待ちに並ぶ一人だったかも)。日本で買い物すると無料でとってもキレイにラッピングしてもらえるし、お手頃な価格で見栄えの良いものがたくさん見つかるので(しかもアメリカ人には価格が推測しにくい)、できるなら毎年クリスマス前に一時帰国したいところです。

ついでに申し上げますと、itoaki夫から私へのクリスマスプレゼントは「おせち」です。先日夫のクレジットカードを使って、日本から海外発送のおせちを注文してしまいました(笑)。もうそろそろ届くはずなので、手元に届いたらまたこちらで紹介させていただきます!

今日は夕方早めに夕食を済ませて、他の家族みんなは教会へクリスマスミサに出かける予定です。クリスチャンではない私は、1歳の姪Mの子守と留守番役をを買ってでようかと思っています。別にミサの雰囲気が嫌いなわけでも、反キリスト教なわけでもないのですが(中高とカソリック系の学校でしたし)、フライトがめちゃくちゃ早朝だったので、「できればゆっくり寝たい!」というのが本音です。明日は、聞いたところによると、おしゃべりしながらプレゼントの包みを一つ一つ、一日中かけて開けていくのだそうだそうです。itoaki夫の言うこれぞ本場アメリカ!のホリデーとやらをじっくり観察&堪能しようと思います。

それでは日本のみなさまも、あめりかのみなさまも、どうぞ楽しいクリスマスを。
みなさまに大切な誰かと笑顔で過ごす一時が訪れることをお祈りしています。
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# by itoaki08 | 2009-12-24 12:07  

どうしてこんなことに


渡米して早いもので4年と少々経ちましたが、未だに自分の英語の語彙力のなさを痛感する毎日です。仕事柄数多くの英語の文献を読み、職場はもちろん家庭でも英語を話し続け、たまには英語で論文を書いたりもしていますが、それでも母国語である日本語の語彙数と比較すると私の「脳内英単語ポケット」はスカスカ、何とも心もとなく感じてしまいます。知らない単語やイディオムに出会った時にすぐ調べられるように、今でも毎日電子辞書は必ず持ち歩くようにしていますし、時間に余裕がある時は面倒くさがらずにOxford dictionary で語源などもチェックするようにしています。それでもなかなか語彙力の伸びを実感するまでには至りません。冷静に分析するならば、私はこれでも近現代の歴史研究者のハシクレなので平均的な日本語話者に比べると、語彙数も語彙の運用能力も優っていると思います(いやそう思いたい!)。そのため第二言語である英語にも同等の言語能力をついつい求めてしまい、そして勝手に挫折しているのかもしれません。こればっかりは毎日の努力の積み重ねでしかないと頭では理解しつつも、いつになったらかのデープ・スペクター氏のように第二言語でダジャレを連発できるようになるのだろうと思案してしまいます。

さて、そんな私の語彙力不足のなせる業なのかもしれませんが、時々ふと「どうしてこんなスペルになってしまったんだろう」と思わせる英単語に出会うことがあります。また、日ごろ自分でもよく使う単語なんだけど、でも改めてマジマジとスペルを見ると、なんとなくおかしく思えてしまう・・・などということもあります。今日は私が不思議に思う「どうしてこんなことになってしまったんだろうスペル」をいくつかご紹介したいと思います。

①juxtapose/juxtaposition
これは論文などで自分でもたまに使う単語なのですが、自分で使いつつもこのスペルを見るたびに「juxtaって一体何?」と思ってしまいます。ODによると連結語の'juxta-/juxt-' はラテン語で'beside, close by, near' などを意味するそうです(そのため解剖学用語でjuxta-とつく語が山ほどあります)。なのでjuxtapose/juxtaposition の「並置する/並置」という語の意味としては納得なのですが、それでも'juxta' を見るとなぜだかJETROとかJAICAなどの団体名称を思い出してしまうのは私だけでしょうか?何だか探せば経済産業省の外郭団体にJUXTAが存在していそうな気がします。

②lackadaisical
「語の意味から考えればわりと使いやすいし、実際に使おうと思えば使える場面も多いのだけど、でも他にもっと一般的な類義語がたくさんあるので自分で使うことはあまりない」という単語の代表格です。そのためかこの単語が使われている論文や記事などを見つけると、その筆者の使う他の語彙などもいつもより丹念にチェックしてしまいます。以前語源を調べてみたところ、シェークスピアの詩にも用いられている古語の'alack the day' という嘆きの感嘆詞が'lack aday'→'lackaday'→'lacadais+ical'→'lackadaisical' という風に変遷していったようです。まるで伝言ゲームのようです。

③yonder
これに'ponder'を組み合わせると、新潮社文庫を思い出してしまう。
(まだあのパンダって健在なのかな?)

④irritate/irritating
自分でもなぜだか分からないのですが、irritatingという語はスペルにもその音にも、本当にイライラさせられます。個人的にはこれほど語の持つ意味とスペルが見事に一致している例は他にはないだろうと思っています。'That's irritating.'と口にすると、イライラ感が倍増するほどです。ちなみにirresistibleという単語も、そのスペルが視覚的に「抗えないわっ!」(バックにはシルビー・バルタンの歌声)という風に訴えかけているように見えるので、もしかすると'ir-'という接頭語には何か精神的作用のある暗示能力が宿っているのかもしれません。

⑤Gunn
これは英単語ではなく友人のlast nameなのですが、いつか機会があれば「最後のnはいつふっついたの?」と聞いてみたいと思っています。

以上、思いつくままにリストアップしてみました。
考えてみると、語彙に変なこだわりを持っているから思うように語彙数が伸びないのかもしれません。
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# by itoaki08 | 2009-12-22 02:15  

お~い


DCエリアのみなさ~ん、ご無事ですか~。
雪に埋もれてませんか~。

DCエリアでは昨夜から雪が降り続いていて、一向に止む気配がありません。ちなみに只今私の家のバルコニーからはこんな雪景色が広がっています。
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バルコニー内にまで雪が積もり始めて、雪だるまが作れそうなくらいです(でもサラサラした粉雪なので固まりにくいかな)。こちらに越して来てから二度目の冬ですが、今までで一番の雪ではないでしょうか。とは言え私は道産子、筋金入り(?)の雪国育ちです。そんな私の目には大した雪の量には見えず、買いたい物があったのでついつい先ほど近所のスーパーと薬局に歩いて行ってしまいました(雪の中を歩くのは全然苦ではありません)。するとショッピングセンター全体がこの雪のため本日臨時休業のサインが・・・そこで初めてこのエリアにとっては異常な大雪であることを認識した次第です(恥)。近くの高速(Beltway)も事故車両が続出で一部閉鎖、Metroのバス・地下鉄ともに現在前面運休、郵便配達も今日は休止になったみたいですし、どうも都市機能が完全に麻痺してしまっているようです。みなさん、間違っても私のようにうっかり外出したりしないように!

それにしても雪かきする必要がないと雪って本当に美しく見えますね。前にもお話したと思いますが、札幌の実家で雪が降っても「除雪=邪魔くさい=早くやんで!」としか思えませんが、除雪の心配がなければ雪景色ってただただロマンチック、ホットチョコレート片手にうっとり眺めてしまいます(笑)。天気予報によるとこの雪は明日朝まで降り続けるみたいなので、今夜は何か体の温まる物でも食べて後は読書でもしてまったり過ごすことにします。一体明日の朝はどんな眺めが広がっているのか・・・。

みなさんもどうか暖かくして、おうちでのんび~りとした週末をお過ごしください。
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# by itoaki08 | 2009-12-19 05:45  

こらえきれず


USPSのHPによると、毎年クリスマスの10日前に当たる12月14日が、一年で最も多くの手紙・小包が投函される日なのだそうです。その数、一日だけで約8億3千万通にものぼるのだとか。アメリカの全人口が一人当たり2.7通手紙を書き、示し合わせてこの日に投函したとしてもまだ足りない数です。かく言う私も14日にアメリカ国内向けのクリスマスカードを全て投函した一人なのですが(これでカード地獄脱出だ~・笑)。一方、アメリカ全土で配達される郵便物の量が一番多い日というのが、例年12月16日だそうです。一般的にクリスマスカードは遅くてもクリスマスの1週間前には相手に届くように準備するのが慣例なので、16日前後に配達が集中するのも頷けます。ちなみに頂いたクリスマスカードは、クリスマスのデコレーションの一部として飾る家庭が多いです。素敵なカードが届くとうれしいですよね。

さてそんな繁忙期真っ只中のUSPSを昨日訪れた時のことです。この時期のUSPSはどこのオフィスも大混雑でなるべくなら行きたくないのですが、昨日は仕事関係の書類を速達書留で送らなければなりませんでした。案の定ものすごい混雑で、行列が建物の外まではみ出す有様です。窓口が4つ開いていて係りの人が対応していましたが、それでも40~50人が順番を待っていました。こんな時にに限って本も新聞も持ってくるのを忘れてしまい、できることと言えば同じように順番待ちをする人たちを観察することくらい。可愛いいピンクの箱をもった高齢の女性を見ては「お孫ちゃんへのクリスマスプレゼントかな~、あっでも送るということはクリスマスに会えないのかな~、寂しいだろうな」と勝手に同情してみたり、Amazonの箱を3つ抱えている男性を見つけては「きっとSyber Mondayの時に大量買いしたんだろうな~、そして届いてみたら気が変わって返品かな~」などと見知らぬ人の購買行動を推測したりしてみました。

そうこうするうちに奥からこのオフィスのマネージャーの男性が出てきて、行列に並ぶ人に順々に声をかけ始めました。ここのマネージャーはUSPSにしてみればとっても珍しく(←ここ強調!)働き者の方で、いつも順番待ちの列が出来ると率先してお客さんの対応に回るのです。国際小包を持つお客さんには関税フォームを渡して予め記入するように説明したり、不在通知を持ったお客さんには奥から預かり荷物を持ってきたり・・・お陰で行列がどんどん進み始めます。彼のてきぱきした対応には他のお客さんも感心しているようで、オフィス内の殺伐とした雰囲気が何となく和んでいきます。みんながこのマネージャーの対応に注目する中、マネージャーが私の二人前に並ぶ男性に声をかけました。この男性、人間観察の時に気がついたのですが、手に郵便物らしき物は持っておらず、ただノートのような用紙を握っているのです。男性はあまり英語が話せないらしく、マネージャーに「今日の用件は?」と話かけられると、黙ってその用紙を見せました。するとこの紙を見たマネージャーは・・・

マ「ここはUPSじゃなくてUSPS 。UPSはほら、配達トラックが茶色の会社だよ、見たことあるでしょ?」

どうやら男性はUPS(United Parcel Service)とUPSPを間違ってしまったようです。確かにこの両者は名前が酷似していて、私もアメリカに来てしばらくの頃は混同してました(恥)。既に長時間待っていたであろう男性に昔の自分の姿を投影してしまいます。ただ男性はまだ納得できない様子で、今度はその用紙の裏面を見せたのですが、その時のマネージャーの反応と言うのが・・・

マ「・・・これはFedExじゃないか。ここはFedEXでもないよ。FedExはほら、白色のトラックでそこに赤とか青とかのロゴが・・・って、それじゃあウチ(USPS)と一緒じゃないか。」

ここで私を含めて5,6人の人が一斉に吹き出してしまいました。「UPSの次はFedExかい!」と言いたくなる連続ネタはもちろんのこと、マネージャーの配送トラックで識別させようという試みと、それが失敗した時のノリ突っ込みが、まるで秀逸なコントを見ているようだったのです。ちなみにどちらもトラックは白ですが、FedExのロゴは紫とオレンジで青と赤のUSPSとは全く違います。なぜマネージャーはトラックにこだわりながらも肝心な所で間違えてしまったのか・・・「そこでボケてどうする!」と横から突っ込みたかったです。もちろん英語が不得意で混乱してしまう男性を笑ったりすることはとっても不謹慎だと分かってはいるのですが、予想してなかった展開についこらえ切れませんでした。男性の方、本当にごめんなさい。

男性はあまり理解できていない様子でしたが、結局列を離れていきました。無事近くのUPSとFedExの営業所に辿り着けたのか、そもそもUPSかFedExではないとどうしてもダメな用件だったのか(USPSの同様のサービスは?)・・・吹き出してしまった罪悪感からなのか、その後の男性のことがちょっと気になっています。
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# by itoaki08 | 2009-12-15 05:55  

カード地獄


すっかりご無沙汰しておりました。

先月日本に2週間の一時帰国、その後すぐにThanksgivingがあって友人一家をお招きしたりしていたら、その間溜まりに溜まった仕事が机の上でてんこ盛りになっていました。いえ、てんこ盛りというのは嘘ではなく、ホント私の目にはマッキンレー級の高さに見えました(涙)。それでもここ数日で何とか実家の近所の藻岩山クラスにまで片付いてくれて、やっと一息つけるようなりました(それでもやっぱりまだ山は山なんですが)。昨日は1ヶ月ほどサボっていたジョギングにもようやく行くことができました。体が鈍っていたのに加えて、一時帰国中に増えてそのまま居座ってしまった3キロ分の脂肪がず~っしりと重く感じられましたが、それでも走るのはやっぱり気持ちいいです。走り始めの最初はちょっと寒く感じられましたが、徐々に体が温まるに連れて冷たい風がとっても心地良くって・・・あれですね、露天風呂みたいな感覚ですね。

さて、本日の日記のタイトルですが、カード地獄と言ってもクレジットカードの多重債務で苦しんでいるのではありません。カード地獄とはずばり、のことです!
私はアメリカに来てからもまだ独身だった頃はアメリカの友人たちにはholiday greeting cardsを、そして日本の家族や親戚、友人、それに仕事関係の方々などには日本式の年賀状を送っていました。ですが結婚して夫婦連名で出した方が相応しい相手が増えたことで、思い切って年賀状をとりやめることを決意。その代わり日本の方々にも全員アメリカから「クリスマス兼ニューイヤーズカード」を送るようにしました(仕事関係の方には私の個人名でカードをお送りしています)。ですがこのカードというのがなかなかのクセモノで、年賀状よりも大変なのです。

まずカードを全部手書きしなければなりません。日本式の年賀状だったら干支にちなんだ図柄と適当な新年のご挨拶文、そして自分の氏名・住所などが全て印刷されている年賀状を簡単に注文できますよね(PCで自分で作ってもいいですが)。実際にペンを握って自分の手で書くのは、空白を埋める一言二言のみで済みます。もちろんアメリカでもholiday cardを印刷注文することは可能ですし、実際に利用する人も多いのですが、でも印刷するようなカードと言えば通常は写真を載せるフォトカード。子供もいなければペットも飼っていない我が家の場合、写真のネタがありません。夫婦二人の写真を堂々と載せるのも何だか照れくさくって、私にはできません(私と夫の写真なんて見たくないでしょうし)。年賀状を書かなくなって初めて「干支ってこんなに便利なものだったのか!」と実感しています。もし干支がなかったら、みんなもっと年賀状のデザインに苦労しているはずです。

仕方がないので毎年市販のカードを購入するのですが、どのカードも中を開くと'Warmest wishes for a happy holiday season' などのような簡単なメッセージが一文印刷されているだけで、あとは有り余る「余白」の海。この「余白」、年賀状の時のように一言二言では到底埋まりません(そもそもそれはメッセージを書く場所であって余白ではないのですが)。最近すっかりご無沙汰してしまっている方や今年たくさんお世話になってしまった方などの懐かしいお顔を一人一人思い出しながら、カードがそれなりに埋まって見えるようになるまで、何とか文章をひねり出していきます。そして最後に日本語でクリスマスと年末年始のご挨拶を書き、自筆のサインを添えるとようやく完成。この調子で30枚、40枚と書いていくと、ペンだこがいつもの2倍に膨れ上がっていきます。それにしてもこのPCの時代にいつまでもペンだこがなくならない私って・・・(涙)。

さらに厄介なのが、カードの投函に締切日があることです。UPSPは毎年この時期になると海外宛てに発送する郵便物について、送り先の国別・地域別に「クリスマス前までの配達を希望する場合の最終投函日」の目安を発表しています。これは早い話が「外国にクリスマスカードを送るのなら××日までに投函しないと、クリスマスに届かないかもよ」という警告です。日本の年賀状にも同じような投函日の締め切りがありますよね。問題なのがこの投函の最終日が毎年微妙~に早くなっていることなのです。今年設定された日本宛(東アジア地域)郵便物の最終投函日が12月11日で、なんとクリスマスの2週間も前なのです。いくら12月に入ると取り扱い郵便物の量が激増すると言っても、小包でもない通常の封書のエアメールで2週間はかかりすぎです。多分日本に着いてしまえば迅速に配達してもらえると思うのですが、なにせアテにならないUSPS、アメリカを出発するまでに併記で1週間はかかりそうな気配です。カードに「どうぞ楽しいクリスマスを」と書いてしまっている以上それまでに届かないと意味がないので、こうなったらとにかく11日までにカードを完成させるしかありません!

というわけで、今まだカードを書いてます(涙)。何とか今夜全部書き上げて、明日投函しなくちゃ。
でもこれが終わったら次はアメリカ国内宛てのカードも書かないといけないんだよね・・・。
カード地獄から当分抜け出せそうにもないです。
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# by itoaki08 | 2009-12-10 04:19  

日本(一時帰国)旅行記・大阪・奈良編

本日は大阪編をお届けしたいと思います。でもその前に・・・

Happy Thanksgiving!

今日はThanksgiving dinner に二人のお客様をお迎えするので、その準備で大忙しです。
みなさまも家族や仲の良い友人に囲まれた楽しいホリデーとなりますように。

さて本題に戻りまして・・・今回日本一時帰国の最後の地に選んだのが大阪でした。itoaki夫が伝統が今も色濃く残る京都だけではなく、雑多で活気のある大都市・大阪の姿も見てみたいと希望したからです。それに私にとっては学生時代からの親友Hもっさんが大阪にいるので、久しぶりの再会を果たすこともできます。京都には11年住んでそこそこ詳しくなった私ですが、お隣大阪のこととなると全くの不案内です(未だに梅田駅・大阪駅で迷子になる自信があります!)。大阪生まれの大阪育ちのHもっさんという心強い案内役を得て、大阪観光に出発しました。

先ずは大阪観光の定番、大阪城から。JR大阪城公園駅からはこんな列車が出ていました。
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イイ年した30代の女性二人が小さな子供を差し置いて先頭車両を陣取っています(笑)。この列車大阪城公園内を走り大阪城の入り口まで運んでくれるのですが、乗車時間3分ほどで乗車料金が大人1人200円。歩くと結構かかる距離なので結構利用する人が多いのですが、ちょっとぼったくり価格のような・・・。DCのMetro bus なら$1.35で2時間半乗り放題なんですよ~。

こちらが大阪城です。晴天に助けられ、なかなか上手に撮れました。
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白馬に乗った松平健が今にも駆けてきそうな雰囲気です。この日は偶然に大阪文化の日(?)とやらで、大阪城(博物館)への入場料がなんと無料になっていました(いつもは800円)。でもそのせいか、いつもは閑散としている大阪城がものすごい混雑ぶりで・・・天守閣へ上るエレベーターには大行列が。いらちな私たちは8階まで階段で上がることにしました。途中で、息ゼイゼイです(汗)。
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上↑の写真は天守閣からの眺めです。・・・こんなもんかな、と。まぁ8階まで階段で上がって、良い運動になったと自分を納得させることにしました。ちなみに写真右端の山は生駒山です。天守閣より下の階では、大阪城や豊臣秀吉、大阪などの歴史にまつわる展示が行われていました。でも英語の説明が限られていて、itoaki夫にはほぼ理解不能だったようです。それに私も豊臣秀吉や徳川家康らがどんな人物であるかをイチイチ英語で説明する気力がありませんでした。唯一itoaki夫と二人で楽しめたのが、モンタヌス『日本誌』に関する展示でした。モンタヌスの『日本誌』は1669年にオランダで刊行された、日本の見聞記です。オランダ東インド会社(VOC)の江戸参府に関する記録をもとに書かれた本で、江戸や長崎の様子はもちろんのこと途中に立ち寄った大阪や当時日本最大の貿易都市であった堺市に関する詳しい記述も含んでいます。itoaki夫と私はこの夏アムステルダムの博物館でVOCに関する展示をたくさん見てきたので、それらと比較して色々と話合うことができました。

さて、大阪城の次は難波は道具屋筋へと。道具屋筋は飲食店関連の問屋さんが並んでいる商店街です。食器や調理器具、のれんやエプロン、さらにはちょうちんや立て看板など、飲食店を営むために必要な物一切がここで手に入ります。私たちはここでitoaki夫の家族へのおみやげを色々と物色しました。最近お寿司にはまっているという義弟家族にはお箸、お醤油の小皿、巻きすなどを買ってみました。問屋さんだけあって値段はお安め、日米の家族・友人へのお土産にかれこれ10万円近く費やしている私たちにとって、道具屋筋はありがた~い場所です。・・・買い物に熱中しすぎて、写真が一枚もないのが残念です!

そして大阪と言えば、やはりこれ、たこ焼きです!
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難波の人気店、「大たこ」さんの行列に加わってみました。ただ・・・味がイマイチのような(悲)。友人Hもっさんも「味、ちょっと落ちたかな」と言っていました。なんだか全体的にべちゃっとした仕上がりのような。最近は外がカリっと中がトロっとしたたこ焼きが主流になっているので(さらにこの上にネギとマヨをてんこ盛りにのせる)、私たちの好みが変わったせいなのかもしれません。

この日は土曜日ということもあって、どこへ行っても人、人、人。生粋の大阪人Hもっさんに置いていかれないように着いていくだけで大変でした(特にitoaki夫は誰かに接触するたびにイチイチ立ち止まっては'Sorry'や「ゴメンナサイ」を言うので、すぐにはぐれてしまいそうになります)。
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つぼらやのふぐは健在でした。
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グリコのマネをするitoaki夫。バカな観光客だと大目にみてやってください。

難波の喧騒に圧倒された翌日は、これもitoaki夫の強い希望で斑鳩の里・法隆寺へ。12日間にわたる日本一時帰国の、これが最後の訪問地になります。斑鳩町は奈良の中心地から離れたところにあるのですが、大阪駅からだと新快速で30分少々で到着します。私たちはガイドブックも持たずに法隆寺へ向かったのですが、現地で斑鳩町のボランティア観光ガイドに案内されたご家族を見かけ、幸運にも観光案内にご一緒させていただけることになりました(通常は法隆寺の観光案内所でツアーの申し込みができるみたいです)。

先ずは中門とそれに続く回廊です。
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この柱は法隆寺の建立当時の物(7世紀後半)で、使われている杉の木は樹齢2000年以上の物だそうです。ガイドさんは外国人であるitoaki夫を意識してか「イエスキリストよりも年上なんですよ」とおっしゃってました。

こちらはitoaki夫念願の法隆寺・五重塔です。ご存知のように現存する世界最古の木造建造物です。
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itoaki夫は建築に興味があって大学でも建築関係のクラスを取ったり、関連する本などもたくさん持っています。今までに法隆寺・五重塔については何度も文献を読んだりしてきたので、一度ぜひ自分の目で見てみたかったそうです。建築家である弟に見せるために、建築の細部の写真をバシバシと撮影していました。下↓の写真はそんな細部の一つ、五重塔の屋根に鎮座する邪鬼です。
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観光ガイドさんは法隆寺の建築様式について後代と比較しながらかなり詳細に説明してくださいました。一つ一つご紹介すると、一体何時間タイプしなければならないか・・・。この小さな邪気も、ガイドさんがお話してくださらなかったら、きっと見落としていたと思います。法隆寺を訪れる方は、ぜひ!ボランティア観光ガイドさんをお願いしてみてください。何となくぶら~と歩き回るよりも、断然!面白いです。ただ観光ツアーの所要時間は2時間から2時間半なので、時間に余裕のある時ではないと難しいかもしれません。またこの日は偶然にも夢殿の本尊が一般公開されていて、初めて拝観することもできました。

法隆寺の拝観後は大阪・梅田へ。まだ買い足りてなかったお土産などを物色した後は、日本滞在最後の晩餐をいただきます。
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大阪のシメと言えば、そうお好み焼きです!鉄板にはホルモン、ミックス焼き、塩焼きそばが並んでいます(ちなみに私は焼きそばは断然塩派です)。鍋物も同じですが、みんなでワーワー、ハフハフ言いながらつつき合って食べるのって楽しいですよね。これもアメリカにはない日本の食文化の一つと申しましょうか。itoaki夫はホルモンに初挑戦したのですが、一口食べて「・・・油っぽい」と顔をしかめていました。でも同じ内臓系ですが、どて焼きはいたくお気に召したようでした。

以上、駆け足ですが大阪・奈良編をお届けしました(これから友人を空港まで迎えに行かなくてはならないのです!)。大阪ではHもっさんに本当にお世話になりました。彼女がいなければitoaki夫と二人で、難波と梅田の雑踏で迷子になっていたこと間違いないです。しばらくまたお別れですが、次に会える日を楽しみにがんばって生きていきます。

オマケの一枚:大阪城公園で出会ったハーフボートで遊ぶ青年。
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スケートボードの半分だからハーフボードと呼ばれているみたいです。今まで見たことがなかったので「日本で作られたのですか?」と聞いたところ、「いや、最近アメリカから入ってきました」とのこと。アメリカって、やっぱり広いです。
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# by itoaki08 | 2009-11-26 11:21