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予期せぬ出来事・3編


またまた更新に間が空いてしまいました・・・(詫)。ここのところ身辺が妙にバタバタしてまして、のんびりブログを更新する時間が持てずにいます。何と言えば良いのか、カンペキ主義者の本領を発揮(?)して「うん、これで準備はバッチリ!」と思っている時に限って予想外の出来事が起こっては翻弄されてしまう・・・というパターンに陥っているような気がします。せっかくなので今日は、良いにつけ悪しにつけ最近起こった予期せぬ出来事を3つほど紹介させていただきたいと思います。

その一:店子?
10日ほど前からつがいの小鳥が我が家のバルコニーに遊びに来るようになりました。人間の気配を察するとすぐに逃げてしまうのですが、遠巻きに観察したところどうやらhouse finchのようです(house finchはオスだけ頭から胸の部分が赤色なので雌雄の区別がつきます)。バルコニーにはサテライトディッシュが2基設置されていて、なぜかいつもその支柱部分の隙間に出たり入ったりを繰り返していました。その姿がとっても愛くるしく、itoaki夫と「housing hunterだったりしてね~そのうちsublease(間貸し)させてくださいってお願いされるかも~。家賃いくらにしようか?」と冗談を言いながら眺めていました。その隙間部分はかなり狭くて、いくらfinchのような小鳥と言えどもそこに巣を作り、卵を産み孵化させ、子供を育てられるとは全く思っていなかったのです。ところが、先週土曜日の朝、いつものようにバルコニーにかかるブラインドを開けると・・・
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なんと鳥の巣が出現していました!(←赤色の線で囲んだところです)前日の朝には全く何もなかったのに、たった一日で家の完成→引越しを済ませてしまったようです。すでに新妻finchは新居に入居していて、その横でこれから一家の大黒柱となる夫finch(←青線で囲んだ鳥です)が警戒した様子で辺りを見張っています。新妻finchの姿は見えないのですが、夫finchと仲睦まじくなにやら会話しているようで、常に二羽のさえずりが聞こえてきます。試しにそおっとバルコニーに出る窓を開けてみたところ、夫finchだけではなく新妻finchもびっくりした様子で慌ててバルコニーから飛び立ったのですが、すぐ近くの木に止まったままじっとこちらを観察、私が室内に引っ込むとすぐにまた巣に戻って来ました。

今一番の心配は、突然気温が上がること。サテライトディッシュが太陽光で熱くなって、鳥の巣が「灼熱地獄」と化さなければ良いのですが・・・(卵が孵化する前にゆで卵になる、とか)。我が家のバルコニーはプールに面していて、周囲には背の高い木がたくさんあるのに、どうしてまたサテライトディッシュなんかを選んだのでしょうか?全くもってナゾです。突然の店子の出現に、これからしばらく(どのくらい?)リビングの窓を開けられない日が続きそうです。

その二:ジャスミン開花!
その一が長くなってしまったので、手短に。
去年一年全く花をつけなかったジャスミンの植木がついに花をつけてくれました!
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以前住んでいたミネアポリスでは初夏から初秋にかけて、香りでむせ返るほどたくさんの花をつけてくれていたのですが、なぜかこちらに引っ越してきた昨年は全く花が咲きませんでした。二月とという極寒のなかミネアポリスから引越したので、こちらに着いた直後に気温に騙されたのか一度だけ狂い咲きを始めたのですが、それもすぐ終わってしまいました。さらに今までにはなかった葉が次々と落ちるという症状まで出始めて・・・。やはり慣れ親しんだミネソタ州からの気候変動に戸惑っているのか、それとも長距離移動で弱ってしまったのか(大きな鉢植えの場合トラックの振動での根がやられてしまうことが多いです)とずっと心配していたのですが、これで一安心です。もうちょっと気温が安定したら鉢の入れ替えをしてあげようと思っています。

その三:oncologist
以前少しだけこちらの日記にも書いたのですが、持病の検査結果が最近思わしくなく、とうとう今までの主治医に見放されてしまいました。突然電話がかかってきて「私ではもうあなたの望む治療を提供できない。もっと相応しい専門家の先生を紹介するから、すぐそちらに予約を取るように。」と言われたのです。新しく紹介された医師はジョージタウン大学のOncologistで確かに私の症例の権威のようなのですが、その分人気も高くて予約を取るのが結構大変です。こちらの希望日時ではなく、向こうの空いてる時間帯で診察を受けなくてはなりません。先週なんとか予約が取れ、今までのmedical recordを持参して1回目の診察に行ってきたのですが、そこでもう山のような検査をオーダーされてしまいました。中には「えっ、その検査なら先月も今月も受けたのにまたやるの?」というものもあるのですが、やっぱりスペシャリストと言うと自分の目と手で確かめたいものなのでしょうか?おかげで来週・再来週と私のスケジュールには病院の予約がびっちりと書き込まれています。

最近、今までの調子で仕事をしながら治療を続けることに限界を感じてきています。何だかどちらも中途半端になっているような気がして、それがイヤでイヤでたまりません。

by itoaki08 | 2009-04-20 10:47 | days as usual  

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